おはようございます。

今日から今年のF1第三戦が始まります。

頭の中はそのことでいっぱいです♪

仕事はしますがね・・・一応・・・。(笑)


何かに記事で見ましたが、

先週の第二戦でのメルセデスとレッドブル・ホンダの走りの解析結果から、

どの部分がどう違うのか、差がわかってきたようです。

特に大きな差になったのが、どうやらERSの性能のようです。


023_モーター
PIRO4DによるPixabayからの画像

現代のF1のPUは、昔ながらのエンジンだけでなく、

電気エネルギーも利用したハイブリッド仕様になっています。

電気エネルギーも、ブレーキ回生と過給機からの回生の2種類がありますが、

第二戦の結果で注目されていたのが、ブレーキ回生の方です。


開幕戦・第二戦の舞台であったレッドブル・リンクの特徴として、

・1周の距離が短い

・フルブレーキする場所が少なく、中・高速コーナーが多い

が挙げられます。


現在のF1のレギュレーションとしては、

1周あたりのブレーキからの回生エネルギー量と動力にプラス出来るエネルギー量が規定されているのですが、

レッドブル・ホンダは、決勝レースでこのエネルギーマネージメントに苦労していたようです。

つまり、ブレーキの回生量が足りていなかったと。。。

その為、ストレートの早い段階でERSのアシストを切っていたようで、

その影響でストレートエンドの最高速が伸びなかったようです。


私もライブでデータを見ていたのですが、

レッドブル・ホンダは、ほとんどの周はストレートの最高速はメルセデスに対して負けていたのに、

時々同じくらい最高速が伸びている周があったのです。

特に前走車がいたわけではなく、DRSやスリップストリームが使えたわけではない時に、

最高速が不意に伸びていたのです。


レッドブル・ホンダは、昨年このサーキットで勝っているので、

今年が全くダメだったわけではないのでしょうが、

昨年はメルセデスはPUのオーバーヒートで下位に沈んでいたので、

比較が出来なかったのでしょう。

ただ、今年はメルセデスがしっかりと冷却対策をしているようで、

メルセデスとレッドブル・ホンダのERSの差がわかってきたようです。


ただ、だからと言って、レッドブル・ホンダは今年は全てダメかという事にはならないでしょう。

前述しましたが、開幕二戦の舞台であったレッドブル・リンクの特徴の為に発生したことなので、

他のサーキットでも同じことが起きるとは言いにくいと思います。

可能性はありますが。。。

今後については、そういった視点でも状況を見ながらでしょうね。


以上、

「今週末のハンガリーGPで差が無くなっていたり??」

の巻きでした。

いずれにせよ、レッドブル・ホンダとメルセデスは結構近いところにいるというのが私の感想です。

期待を含め、第三戦を見てみましょう♪

ではまた。